熱硬化性成形・インサート成形・フープ成形・金型設計&製造

成形技術力

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熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂、両方の材料にて製造可能!

熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂、両方の材料にて製造が可能です。 また、金型内に入れ込んだ金属部品の周りに樹脂を注入して金属と樹脂を一体化するインサート成形や特殊成形を得意としています。

➊熱硬化性樹脂成形
金属代替として軽量化や低コスト化を実現!

熱を加えると化学反応によって硬化する樹脂。熱可塑性樹脂に比べ、電気的特性や耐熱性などに秀でています。ただしそれ以上加熱しても再溶融しない為リサイクル性はありません。ボビンやサーキットブレーカーなどに用いられます。今やニッチな成形方法となっています。

【主な熱硬化樹脂材料】

フェノール樹脂・ジアリルフタレート樹脂・ユリア樹脂・メラミン樹脂・不飽和ポリエステル樹脂・エポキシ樹脂など

熱硬化性樹脂成形 制作事例はこちら
➋熱可塑性樹脂成形
低コスト、不良成形品の再利用化を実現!

加熱すると軟化し、再加熱により溶融し再加工が可能な樹脂です。分子構造から結晶性樹脂と非晶性樹脂に分類されます。結晶性樹脂は剛性・ばね性・耐疲労性に優れ、耐薬品性にも強く、ユニバーサルジョイントや歯車、プーリー等の機械構造部品に使用されます。非晶性樹脂は透明に成り易く対衝撃性に強く成形収縮が小さいので、カバーやケースの外装部品に使用されます。また塗装や印刷も可能です。

【主な熱可塑性樹脂】

アクリル(PMMA)・ポリアセタール(POM)・ポリアミド(PA)・ポリエチレン(PE)・ポリエチレンテレフタレート(PET)・ポリカーボネート(PC)・ポリスチレン(PS)・ポリフェニレンサルファイド(PPS)・液晶ポリマー(LCP)・ポリブチレンテレフタレート(PBT)・ ポリプロピレン(PP)・ポリ塩化ビニル(PVC)・ABS樹脂・AS樹脂など

熱可塑性樹脂成形 制作事例はこちら
➌インサート成形
成形後にインサート品を挿入・装着した成形品に比べて、高い強度と耐久性が期待できます。

金型内に入れ込んだ金属部品の周りに樹脂を注入して金属と樹脂を一体化する成形方法です。電気を通さない絶縁体であるプラスチックの中に導電体である金属製の部品を入れ込むことにより、樹脂部品の中に電気回路を組み込んだものとお考えください。
   
複雑かつ大量のインサート成形を行う場合はフープ成形を使用します。
       
また、プラスチックの中に金属の剛性が必要な場合もインサート成形を使用します。例えばネジの締結力を高める為に金属のネジブシュを埋め込む方法があり、竪型ロータリー成形機を使用して大量生産を行います。

インサート成形 制作事例はこちら

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